ブレーキサーボレスでエンジンルーム整備性UP&冷却効果を狙って!
2020年に入りまして、今年の冬は何をしてminiと過ごそうかと考えている内に3月になり…。ふと前から考えていたブレーキサーボレス化でスカスカエンジンルーム?をやってみる事にしました!

ブレーキサーボが付いたエンジンルームも見納めです。長い間お疲れ様でした(感謝)



少しブレーキオイルで内部がにじんでますね。。。

ブレーキサーボ外れました!ここまでは簡単。


ブレーキオイルにやられて結構錆びてます(泣)
前のオーナー時代にどれだけブレーキオイルこぼしたんでしょう。。。

これから格闘する、クラッチシリンダ用クレビスピンが見えます。
取り外した後の取付け方法をイメージするのに結構時間がかかりました。

こっちは、ブレーキペダルと連結してるクレビスピン。
(ただしカシメてるのでそのままでは外れません)

クレビスピン脱着対策に集めたアイテム達!

アクロバティックな姿勢と特殊工具の活躍でようやくクラッチ用クレビスピンが外れました(汗)

クラッチマスターシリンダが外れましたので、アッパーステディロッド固定用のアッパープレートが外れました。
プレートの下の錆びは更に酷い事に。。。(泣)

これが、ブレーキペダルアームと連結してるクレビスピンのカシメてる先端。

幸い大きな穴から良く見えてますのでリューターでカシメてる頭を飛ばします。

外れました!リューター無かったらヤバかったかも。

ブレーキペダルアームが厚いので、幅は8.5mm。

今回の、縦型マスターシリンダーの幅は7.5mmで1mm狭いです!
これじゃ嵌りません(汗)

ブレーキペダルアームが削り易い様にマスターシリンダー側へ上昇させる為にブレーキペダルを踏んだ状態にします。

ここでも、大きな穴からリューターでブレーキペダルアームを1mm削って取り付けられる様にしていきます。
リューターで荒削りの後、平棒ヤスリで仕上げます。
こんな感じに削りました。



アッパーステディーロッドの固定用ボディー側プレートの割れを発見!ここってかなり負担のかかるところでよく割れてる事が有るそうです。。。溶接して修理。



組立の準備です。錆落とし→錆転換材で赤錆から黒錆へ→錆止め塗装→シャーシブラック(シャーシブラック塗装後の写真撮り忘れました)


元のクレビスピンはφ10mmでした。今回の縦型マスターのクレビスピンはφ8mmなのでそのままではクリアランスが大き過ぎて使えませんので、BCテクノロジーさんから販売しているステンレス製のカラーでクリアランスを埋めます。
ステンレス製カラーも薄くしたブレーキペダルアームに合わせて少しだけ削って長さを調整します。
クラッチ用と同じクレビスピンとRピンを取り付け。



クレビスピンの穴は、若干の変形有りました。まだいけるかなと。
クラッチマスターシリンダはまだ状態良かったのでそのまま使用。

クラッチマスターシリンダ用のパッキンの手配を忘れたので、牛乳パックで代用。

問題のクラッチマスターシリンダのクレビスピン。
準備してた特殊工具を準備しましたがそれでもうまく行くイメージが湧きませんでした。
アクロバティックな姿勢で向かいましたがやっぱりうまく行かない。。。
奥の手で考えていた、荷札の登場です!
と言っても、荷札を使うんじゃなくて荷札の細い針金を写真の様に巻付けて、先に穴に針金を通して引っ張りながらロングドライバーでアクロバティックな姿勢でピンの向きを変えながら何とか無事通しました!
無事に通った時は、ヨシッ!って歓喜。


ブレーキマスターシリンダーのクレビスピンはこんな感じで、クラッチ側と比べれば楽勝!楽勝!

ブレーキサーボ付きのブレーキペダルと縦型ブレーキマスターシリンダのクレビスピンの位置関係が違うのでそのまま取り付けるとブレーキ引きずりを起こしてしまいますので位置関係を調整する必要が有ります。
こんな感じでアルミプレートでスペーサーを製作、縦型ブレーキマスターシリンダー用パッキンと合わせて位置調整をしました。


縦型ブレーキマスターシリンダーも無事取付完了!

縦型マスターシリンダーからコントロールバルブ(P-バルブ)までの油圧配管を製作します。
今回、フレア加工治具とチューブベンダーをお借りして、銅配管で製作しました。
本番前には、番線でイメージモデルを作成します。
この方が配管を無駄にしませんしね。

こんな感じで製作・取り付けました!

ステディーロッドって、キャブ時代とインジェクション時代で長さがこんなに違うんですね!

合わせてみたら、今まで付いていたインジェクション用の方が自然だったのでそのままで、外したついでにブッシュも1mmワイドタイプを取り付けてリフレッシュ!

ブレーキラインのエアー抜きです。お酒飲ませてる訳ではありませんよ(笑)。
リアは、マスターシリンダーからも離れていますので抜けが悪いです。

フロントはサクッと終わりました。

エンジンルームがスッキリしてきたので久しぶりに煙突外して、内部を灯油で洗ってシャーシブラックで塗装。


今まで、ブレーキサーボにつながっていたキャブ2次側配管ですが今回外しましたので穴を塞がなければなりません。
ちゃんとしたプラグも売っていますが要は塞げばOKなので(もちろん漏れ無し)、ちょうど良いゴムキャップをホームセンターで見つけたので取付。


で、こんな感じで作業完了しました。
左側の配線引き回しに改善の余地有りますがメンテナンス性も上がり、風通し良さそうです( ^ω^ )


慎重にブレーキテストを行い引きずりも無く、ブレーキもエアーかんで無い模様。
継手部分も液漏れも無くOKの様です。
4月のクラブイベントでもあった新潟県境の道の駅、市振の関まで春陽気の海岸線を試験運転。
ブレーキフィーリングも独特なもので、だけど1980年代後半まではみんなこんな感じだったんですよね。
念願のブレーキサーボレス、縦型ブレーキマスターシリンダーになりました。
注)大事な保安部品ですので自己責任で。作業後は専門ショップで最終確認してもらいましょう。
2020年に入りまして、今年の冬は何をしてminiと過ごそうかと考えている内に3月になり…。ふと前から考えていたブレーキサーボレス化でスカスカエンジンルーム?をやってみる事にしました!

ブレーキサーボが付いたエンジンルームも見納めです。長い間お疲れ様でした(感謝)



少しブレーキオイルで内部がにじんでますね。。。

ブレーキサーボ外れました!ここまでは簡単。


ブレーキオイルにやられて結構錆びてます(泣)
前のオーナー時代にどれだけブレーキオイルこぼしたんでしょう。。。

これから格闘する、クラッチシリンダ用クレビスピンが見えます。
取り外した後の取付け方法をイメージするのに結構時間がかかりました。

こっちは、ブレーキペダルと連結してるクレビスピン。
(ただしカシメてるのでそのままでは外れません)

クレビスピン脱着対策に集めたアイテム達!

アクロバティックな姿勢と特殊工具の活躍でようやくクラッチ用クレビスピンが外れました(汗)

クラッチマスターシリンダが外れましたので、アッパーステディロッド固定用のアッパープレートが外れました。
プレートの下の錆びは更に酷い事に。。。(泣)

これが、ブレーキペダルアームと連結してるクレビスピンのカシメてる先端。

幸い大きな穴から良く見えてますのでリューターでカシメてる頭を飛ばします。

外れました!リューター無かったらヤバかったかも。

ブレーキペダルアームが厚いので、幅は8.5mm。

今回の、縦型マスターシリンダーの幅は7.5mmで1mm狭いです!
これじゃ嵌りません(汗)

ブレーキペダルアームが削り易い様にマスターシリンダー側へ上昇させる為にブレーキペダルを踏んだ状態にします。

ここでも、大きな穴からリューターでブレーキペダルアームを1mm削って取り付けられる様にしていきます。
リューターで荒削りの後、平棒ヤスリで仕上げます。
こんな感じに削りました。



アッパーステディーロッドの固定用ボディー側プレートの割れを発見!ここってかなり負担のかかるところでよく割れてる事が有るそうです。。。溶接して修理。



組立の準備です。錆落とし→錆転換材で赤錆から黒錆へ→錆止め塗装→シャーシブラック(シャーシブラック塗装後の写真撮り忘れました)


元のクレビスピンはφ10mmでした。今回の縦型マスターのクレビスピンはφ8mmなのでそのままではクリアランスが大き過ぎて使えませんので、BCテクノロジーさんから販売しているステンレス製のカラーでクリアランスを埋めます。
ステンレス製カラーも薄くしたブレーキペダルアームに合わせて少しだけ削って長さを調整します。
クラッチ用と同じクレビスピンとRピンを取り付け。



クレビスピンの穴は、若干の変形有りました。まだいけるかなと。
クラッチマスターシリンダはまだ状態良かったのでそのまま使用。

クラッチマスターシリンダ用のパッキンの手配を忘れたので、牛乳パックで代用。

問題のクラッチマスターシリンダのクレビスピン。
準備してた特殊工具を準備しましたがそれでもうまく行くイメージが湧きませんでした。
アクロバティックな姿勢で向かいましたがやっぱりうまく行かない。。。
奥の手で考えていた、荷札の登場です!
と言っても、荷札を使うんじゃなくて荷札の細い針金を写真の様に巻付けて、先に穴に針金を通して引っ張りながらロングドライバーでアクロバティックな姿勢でピンの向きを変えながら何とか無事通しました!
無事に通った時は、ヨシッ!って歓喜。


ブレーキマスターシリンダーのクレビスピンはこんな感じで、クラッチ側と比べれば楽勝!楽勝!

ブレーキサーボ付きのブレーキペダルと縦型ブレーキマスターシリンダのクレビスピンの位置関係が違うのでそのまま取り付けるとブレーキ引きずりを起こしてしまいますので位置関係を調整する必要が有ります。
こんな感じでアルミプレートでスペーサーを製作、縦型ブレーキマスターシリンダー用パッキンと合わせて位置調整をしました。


縦型ブレーキマスターシリンダーも無事取付完了!

縦型マスターシリンダーからコントロールバルブ(P-バルブ)までの油圧配管を製作します。
今回、フレア加工治具とチューブベンダーをお借りして、銅配管で製作しました。
本番前には、番線でイメージモデルを作成します。
この方が配管を無駄にしませんしね。

こんな感じで製作・取り付けました!

ステディーロッドって、キャブ時代とインジェクション時代で長さがこんなに違うんですね!

合わせてみたら、今まで付いていたインジェクション用の方が自然だったのでそのままで、外したついでにブッシュも1mmワイドタイプを取り付けてリフレッシュ!

ブレーキラインのエアー抜きです。お酒飲ませてる訳ではありませんよ(笑)。
リアは、マスターシリンダーからも離れていますので抜けが悪いです。

フロントはサクッと終わりました。

エンジンルームがスッキリしてきたので久しぶりに煙突外して、内部を灯油で洗ってシャーシブラックで塗装。


今まで、ブレーキサーボにつながっていたキャブ2次側配管ですが今回外しましたので穴を塞がなければなりません。
ちゃんとしたプラグも売っていますが要は塞げばOKなので(もちろん漏れ無し)、ちょうど良いゴムキャップをホームセンターで見つけたので取付。


で、こんな感じで作業完了しました。
左側の配線引き回しに改善の余地有りますがメンテナンス性も上がり、風通し良さそうです( ^ω^ )


慎重にブレーキテストを行い引きずりも無く、ブレーキもエアーかんで無い模様。
継手部分も液漏れも無くOKの様です。
4月のクラブイベントでもあった新潟県境の道の駅、市振の関まで春陽気の海岸線を試験運転。
ブレーキフィーリングも独特なもので、だけど1980年代後半まではみんなこんな感じだったんですよね。
念願のブレーキサーボレス、縦型ブレーキマスターシリンダーになりました。
注)大事な保安部品ですので自己責任で。作業後は専門ショップで最終確認してもらいましょう。
2020/04/26(日) | 番外編 | トラックバック:(0) | コメント:(0)